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DTM作曲にも役立つコード進行について「ダイアトニックコード」の解説!!

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こんにちは!アフロです!!

皆さん音楽ライフを楽しんでいますか?!

 

楽器を習得しなくても作曲が出来てしまうDTMですが、闇雲にコードを並べ奏でてみても気持ちの良い曲にはなりません。

 

コードを並べるのにも音楽理論に則ったある程度のルールがあり、それを覚えることによって効率良く作曲が出来るようになります。#さあ一緒に学びましょう!

 

 

コード進行

 

読んで字の如く「コード」の「進行」を意味し、時系列を追ってどのようにコード(和音)が展開していくかを表したものです。

 

並べるコードの選択や順番によって、ストーリーが表現され楽曲の個性になるわけですね。

 

一般的にコード進行は基本的に元になる「キー」とそのキーから導かれる「ダイアニックコード」に沿って組み立てられます。

 

 

キーとは?

 

1オクターブ内の12つの音「ド・レ♭・レ・ミ♭・ミ・ファ・ソ♭・ソ・ラ♭・ラ・シ♭・シ」からどの音を基準にして音楽を組み立てるかというもので、スケールの概念につながります。

グラデーション@ブログ部

 

スケールについてはこちらの記事をどうぞ

DTM楽曲制作に欠かせない音楽理論「スケール」について学ぼう!

 

 

ダイアトニックコードとは?

 

同じスケール上の音のみで構成された「相性の良いコードのグループ」がダイアトニックコードで、メジャースケールをはじめとした7つの音(ドレミファソラシ)で構成され、ダイアトニックスケール上の音だけで成り立つ7通りのコードのことを指します。

 

「ドレミファソラシ」というCのメジャースケールをベースに1つ飛ばしの音3つ重ねたコードがキーCメジャースケールにおけるダイアニックコードです。

 

【Cのメジャースケール】

グラデーション@ブログ部
⬇︎

【キーCのダイアトニックコード】

グラデーション@ブログ部

 

「ドミソ=C「レファラ=Dm」「ミソシ=Em」「ファラド=F」「ソシレ=G」「ラドミ=Am」「シレファ=Bm♭5

 

 

コードそれぞれの役割

 

各キーごとに7つあるダイアトニックコードは、それぞれに「コードファンクション」という役割があり、特性によって以下の3つに分けられます。

 

トニックコード(T)ドミナントコード(D)サブドミナントコード(SD)

 

トニックコード(T)

 

トニックには「主音」いう意味があり、その名の通り安定感のある主役のような落ち着いた印象の和音で、コード進行の始まりや終わりに使われることが多いです。

その曲が何のキーで構成されているかを分析するのに目安となるコードでもあります。

 

(キーC例)
CAmEm

 

 

ドミナントコード(D)

 

ドミナントには「​​属音」という意味があり、不安定感が強いので安定感のあるトニックコードに導く性質があります。

 

(キーC例)
G・(Bm♭5:ドミナントに分類されるが役割は弱い)

 

 

サブドミナントコード(SD)

 

サブドミナントには「下属音」という意味があり、トニックコードのように安定感や終止的な要素はありませんが、不安定感が突出している訳でもないので浮遊感や曲の展開を感じられるコードです。

 

(キーC例)
FDm

 

 

まとめ

 

曲の分析やコード進行を組み立てる際に役に立つ「ダイアトニックコード」について解説しました。

 

コード進行を組み立てるのに絶対の決まりはありませんが、楽曲を彩るためには色々な曲を参考にして良いものは積極的に取り入れていくのが良いと思います。

 

最後にコードファンクションを活用したコード進行をご紹介しますので、是非聴いてみてください♪

 

「C トニック(安定)」

「F サブドミナント(やや不安定)」

「G ドミナント(不安定)」

「Em トニック(安定)」

 

 

 

最後までお付き合いくださり有難うございました!

 

毎週火曜日の更新を予定しています。次回もどうぞお楽しみに!!

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