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こんにちは!アフロです!!
皆さん音楽ライフを楽しんでいますか?
前回の記事で完成させたオリジナルBGMはそのままでも十分に楽しめるものですが、後いくつかのステップを踏むことによって更にプロっぽい仕上がりに近づけていく事ができます。
じゃあ曲を仕上げていくには何をすれば良いの?? ですよね。
今回は上級編として、その具体的な方法をお伝えしていきます。
先ずは前回の記事をどうぞ
ミックスダウン
ミックスダウン
楽曲のサウンド全体を聴き、トラックやプロジェクト全体に音質や音像などに変更を加えて各パートのバランスを調整し、スッキリとまとまりの良い「サウンド」に仕上げていく作業です。
「楽曲の仕上げ作業」と言えば分かりやすいかと思います。
ミックスダウンでは以下のことを行います。
・音量の調整
・音質の調整
・音の配置を調整
音量の調整
各トラックがそれぞれが単体で鳴っている音量を、曲全体に調和するようにバランスを考えて調整するセクションです。
センスが問われるセクションですが、各トラック毎にしっくりくるところを探りながら調整してみてください。
コツとしましては音量を低いところから、だんだん高く調整していくことです。
どうもしっくりこなければまた低いところから調整し直すことを繰り返して最適解を見つけてください。

ただし、余り音量を上げすぎて音割れしないように注意してください(インジケーターが赤色になっていればそのサインです)。
👉 音割れ防止のために基本的に全てのトラック0dBを超えないようにしましょう。
私はこんな感じにセッティングしてみました。
音質の調整
このセクションでは、イコライザーやエフェクターを使って各トラックの音質を調整し、更にスッキリ安定感のあるサウンドを作り出します。
イコライザー
音質の補正や改善、あるいは積極的な音作りに使用される特定の周波数帯域(高音域・中音域・低音域)を強調したり減衰したりする音響機器です。

エフェクター
DTM用語でいわゆるプラグインと呼ばれます。
ギターのエフェクター同様に、音を歪ませたり、広がりを与えたり、周期的な変調を与えたりする効果(エフェクト)を付加する事ができます。
代表的なエフェクター:オーバードライブ、コンプレッサー、リバーブ
音の配置を調整
音の配置なんて聞き慣れない言葉で理解に苦しみますが、例えばイヤホンでサウンドを聴いた時に、音が左右に振り分けられて聞こえてきたり、奥行きを感じたりするアレです。
サウンドに空間を演出して3次元的広がりを持たせる事ですね。
具体的に言うと、パン(音の左右の振り分け)で2次元的要素を加え、イコライザー、コンプレッサー時にはリバーブなどのエフェクターを使用して3次元的要素を加味することによってサウンドに広がりを持たせます。

それぞれのトラックにエフェクターを追加し、微調整を繰り返して完成まで持っていきましょう。
完成した楽曲の書き出し
出来上がった楽曲を保存したら、以下の手順で書き出してみましょう。

①プロジェクト名
(変更して書き出す場合は入力してください)
②書き出し先を指定します
③ファイル形式と音質を決めます
④最後に「書き出す」をクリックします
まとめ
ガレージバンドのループ音源のみを使って制作した、楽曲のミックスダウンについてお伝えしました。
ミックスダウンにこれといった正解はなく、クリエイターの個性を発揮できるセクションですので、たくさん数を経験してもっと感性を磨いていきたいですね♪
今回私が作った楽曲はこちらです。
ミックスダウン前後で比較していますので、良かったら聴いてみてください。
ミックスダウン前
ミックスダウン後
最後までお付き合いいただき有難うございました!
毎週火曜日の更新を予定しています。どうぞお楽しみに。