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こんにちは!アフロです!!
皆さん音楽ライフを楽しんでいますか?
DTMで制作した楽曲を聴いてみたら
「音小さっ!!」って思うことありますよね。
とは言え、音量を上げすぎると音割れしてしまいます⤵︎
そんな時は、リミッターで音圧を上げて
迫力のあるサウンドを作っちゃいましょう!
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リミッターとは?
DTMでのリミッターとはDAWプラグインのことを指します。
DAW標準から3dパーティ各種あり、プロダクトによっては音をMaximize(最大化)することからマキシマイザーと言われたりもします。
本来は、音が0dBを超えて割れないように抑えるLimit(制限)を用途としていましたが、現在のリミッターの用途は音圧を上げることが主流となっているようです。
【リミッター補正前】
【リミッター補正後】
上図はリミッター(マキシマイザー)をかける前と後のサウンドの比較ですが、明らかに密度が濃いくなっていますよね。
マキシマイズ後も最大音量は抑えられていますので、聴いてみると音割れなく音量アップが実感できます。
では、その仕組みについて解説しましょう。
①元の音量からマキシマイズされ持ち上げた音量(黄色部分)に「しきい値(スレッショルド)」を設定します。
②スレッショルドを上回る部分に圧縮をかけてカットします。
③音量が全体的に上がったことによって、サウンドが大きくなったように聴こえます。
コンプレッサーと使用目的はほとんど同じで、どちらもダイナミクス系のプラグインにカテゴライズされますが、両者の違いはコンプレッサーがスレッショルドを上回った音に対して圧縮をかけるのに対して、リミッターは設定したスレッショルドを超えないように先回りしてはたらきます。
両者をよく「もぐらたたき」と「蓋」に例えられたりします。
リミッターの設定について
プラグインの種類によってオリジナルの設定がありますが、基本的に以下の2項目についての設定をおこないます。
Threshold
前著したしきい値で初期値が0dBでそこからマイナスしていきます。サウンドを聴きながら0〜-5のあたりで調整するのが妥当です。それ以上かけてしまうとわざとらしさが目立ってしまいます。
Out Ceiling
リミッターを通した後の出力で初期値は0dBですが、そのまだと音割れの可能性がありますので、-0.1〜-0.3の間で設定しましょう。
まとめ
ダイナミクス系のプラグインリミッターについて、その仕組みから効果まで解説しました。
手軽に音圧を上げてくれる必須プラグインですが、サウンドのバランスを壊さないことが大前提なので、調整には難しさと奥深さを感じました。
DTMの音圧については、こちらの記事に詳しく書いています
最後までお付き合いいただき有難うございました!
毎週火曜日の更新を予定しています。どうぞお楽しみに。