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【DTM】ミックス・マスタリングのMS処理でサウンドを3次元に!!

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こんにちは!アフロです!!

皆さん音楽ライフを楽しんでいますか?

 

音圧シリーズ最終回はMS処理について解説します。

 

MS処理(MID/SIDE処理)とは

 

ミキシングの手法。ステレオサウンドLR(左右)に含まれているMID=中間部分の音(ボーカル、ベース、キック、スネアなど)とSIDE=左右部分の音(ギター、シンセ、ピアノ、ストリングスなど)を分けて別々に処理(EQやコンプなどを使って調整)することで、サウンドの音圧が上がったり、空間的な広がりが向上したり、ボーカルが聴きやすくなったりします。

 

ステレオサウンド L / R
グラデーション@ブログ部

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MID / SIDE に分けて調整
グラデーション@ブログ部

 

なぜMS処理をするのか?

 

MID部分にはボーカルやリズム系の音が集まりやすいので、音圧を稼ぐためにコンプレッサーをしっかりとかけるが低音はしっかりと残すことが必要になり、SIDE部分にはギターやシンセなどのメロディー楽器が集まりやすいので、イコライザーで低音をある程度カットして音圧を稼ぐ必要があります。

 

要するにMIDとSIDEではそれぞれエフェクターの調整方法が異なるんです。

なので、分けて処理をする必要があるんですね。

グラデーション@ブログ部

 

MS処理の方法は?

 

基本的にはプラグインで行います。

無料のプラグインを2つ紹介しますので、下のリンクからダウンロードしてください。

 

GAIN| Blue Cat Audio社(フリーウェア)

https://www.bluecataudio.com/Products/Product_GainSuite/

 

MScontrol|Tek’it Audio社(フリーウェア)

https://tekit-audio.com/products/effects/mscontrol/

 

 

また今回は、私が普段使っているLogic Proに標準搭載されているプラグインのみでできるMS処理の方法も紹介します。

 

①下図の通りイコライザー(EQ)の中から「Linear Phase EQ」の「デュアルモノ」を選択します
グラデーション@ブログ部

 

 

◻️をクリックします
グラデーション@ブログ部

 

③「Mid/Side」に設定すると、MidとSideを個別に調整できます
グラデーション@ブログ部

 

M/S処理前と後でのサウンドを聴き比べてみてください。空間の広がりと音圧アップが体感できると思います(イヤホンで聞く事をお勧めします)。

M/S処理前

 

M/S処理後

 

 

 

まとめ

 

音圧シリーズ第3弾として「MS処理」について解説しました。

 

紹介した方法や無料プラグインの他にも、優れた有料プラグインもたくさん存在していますので、無料で物足りなくなった際には購入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

DTMの音圧については、こちらの記事に詳しく書いています

DTM楽曲制作(マスタリング)時の音圧を稼ぐ方法!!

 

最後までお付き合いいただき有難うございました!

毎週火曜日の更新を予定しています。どうぞお楽しみに。

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