こんにちは!おでこです!
僕は、ある運動競技のトレーナーを長いことやっているのですが、
先日、プレイヤーからこんなこと相談されました。
「本番うまくできる気がしないです…」
背筋も丸くなってしまって、
自信がないのが8キロ先からでも分かるような(嘘)
悲しい姿をしていました。
そこで、僕の経験からアドバイスをしたら、
5分後には表情も明るくなり、
背筋も伸びて
進撃の巨人くらい大きくなりました(大嘘)
なぜ、彼が数分で自信に満ち溢れることができたのか
それは少しの実験と声かけで
「プラス思考の言葉のシャワーを浴びせたこと」
これだけです。
人間って、面白いなぁと思える内容ですので、
運動競技や、発表会など、
誰しもが経験する本番で
今よりも少しだけ上手くいく方法を
お伝えします。
最後までお付き合いよろしくお願いいたします。
自己紹介

僕は幼少期から運動が大好きで、
かけっこはもちろん一番で、
高校まで誰にも負けたことはありませんでした。
走るのだけは得意で、
全国大会で2番になったこともあります。
それからサッカーや、野球、水泳などもかじり
今でもフットサルなどをやっております。
クロージングな職場なので、詳細は言えないのですが
職場で、ある競技を専門でやっており、
そこでも全国級の成績を数年に渡って出すことができました。
指導者としてもトータルで数百人のプレーヤーに指導してきました。
冒頭の質問は
そのプレイヤーから投げかけられた質問です。
長く運動競技を続けていると、
メンタルトレーナーの研修や、
本での勉強での知識と
自分の経験で、
ある程度はメンタルのコントロールはできるようになりました。
腕相撲

突然ですが、皆さんは腕相撲をしたことはありますか?
したことない人はいないと思いますw
腕相撲で絶対に勝つ方法があるんですけど、
知りたくないですか?
ちなみに、
僕は
同年代の方と腕相撲をして
負けたことはありません(超絶マッチョを除く)
同じ体型、同じ筋肉、同い年、
あとは違いが出るところはどこですか?
そうです、メンタルなんです。
ここで違いを作りましょう。
腕相撲で負けない具体的方法
- 腕を組む
- ちょっと話をしましょうと切り出す
- 「最近調子どう?」
- 「へーそうなんだ。あんまりうまくいってないの?」(うまくいってないことを聞く)
- 「なんでそんなにうまくいってないの?」(うまくいってない理由を聞く)
- 「なんでそんなにダメなの?」(さらにうまくいってないところを責める)
- 「ねぇ、ねぇ、なんで?」(どんどん責める)
- 「他に過去一番失敗したことは何?」(うまくいかなかったことを責める)
- 「なんでそんなにダメなことしたの?」(さらに責める)
- 以下繰り返し。
- じゃ、勝負やろう!
- →負けない!
これ、ほんとに力が出ないんですよ。
感覚的には、6割くらいの力になっている印象です。
気持ちが落ち込んじゃって、
食いしばっても力が制限されている感覚です。
ちなみに、
このやり方を過去に実践したことがあり、
僕が話ししてくることがわかっていて、
対策として
『何も答えない』という戦略を取ってきた相手がいたのですが、
結果は圧勝でした!
実際に声に出す方が効果はありましたが、
声に出さなくても
頭で想像させるだけでも効果はあるようです。
相手にパワーをつけさせる方法
これは先ほどと逆のことをやります。
具体的には
- 腕を組む
- ちょっと話をしましょうと切り出す
- 「最近調子どう?」
- 「へーそうなんだ。なんでそんなに絶好調なの?」(うまくいっていることを聞く)
- 「すげー!何を変えたらそんなに上手くいくの?」(さらにうまくいっている理由を聞く)
- 「ねぇ、ねぇ、なんで?すごすぎ!」(どんどん褒める)
- 「高校の時、自己ベスト出した時ってどんな感じだった?」(自己最高を思い出させる)
- 「なんでそんなにすごいの?普通そんなのできないよ!」(さらに褒める)
- 「その時、どんな気持ちだった?」(さらに思い出させる)
- 以下繰り返し。
- じゃ、勝負やろう!
- →パワーアップしまくってる!!!
これ、ほんとなんですよ!
一回騙されたと思って、やってみてください。
変化にビビりますから!!
最終実験として
同じような体型、同じ年齢の二人(A君、B君)に集まってもらって
A君には【うまくいかなかった理由】を理詰めで追い詰め
B君には【うまくいった理由】を聞いて褒め殺しをして
対決させました。
もちろん、
勝負はB君の勝ち!
その後、逆にして
B君には【うまくいかなかった理由】を理詰めで追い詰め
A君には【うまくいった理由】を聞いて褒め殺しをして
対決させました。
結果は
A君の勝ち!!!!
やったのは、少し話をしただけなんです。
それだけ、
プラスのパワーとマイナスのパワーは
違いが生まれるということです!
子供の例

上記の腕相撲の例を転用して、
自分の子どもで実験してみました。
3歳になる子どもがいるのですが、
習い事のプールの更衣室でめちゃくちゃ泣いて嫌がるんです…
「プール行きたくなぃぃぃぃぃいいい!!!」
「うわぁぁぁぁああああん!!!!!!!!」
この光景、子を持つ親ならイメージできますよね。。
結構きついw
そこで、僕はあの腕相撲のプラス思考の言葉のシャワーを浴びせることにしました!
まず、家のお風呂で
「プールの練習をしよう!」
と、少しだけイメージトレーニング。
プールの帽子をかぶるだけです。
あとはいつも通り、普通にお風呂で遊ぶ!
その後、
プールに行った時、
少しだけ嫌がったのですが、無事に泳ぎに行ってくれました。
で、帰り道に聞いてみました。
「なんでそんなにプール好きなの??」(無理矢理好きな理由を聞く)
『だって、、、』(自分で好きな理由を考える)
(しばらく経って)
『お風呂でパパと練習したから!!!!』(1,000,000点の答え)
泣きそうでしたw
子どもって面白い〜!!!
もし僕が
[なんで嫌がるの!]
[なんでそんなにできないの!?]
[いいから早く着替えて行きなさい!]
[泣かないの!うるさい!]
など、マイナスな言葉のシャワーを浴びせていたら
今頃プールはやめていたかもしれません。
冒頭の質問の応え

これまでの話の流れで、
もうほぼほぼ分かったかもしれませんね!
「本番うまくできる気がしないです…」
と相談してきたプレイヤーは
頭の中がマイナス思考で埋め尽くされていました。
そこで僕が実践したことは次の通りです。
- 今不安なことはなんなのか(胸の内から一旦外に出す)
- 不安の打ち消し(問題解決)
- 自己最高が出た時はどんな状態だったか
- 最後の声かけ(↓次の章で詳しく↓)
これだけで、プレイヤーの表情は良くなりました。
簡単です!
不安を引き出し
安心に変換して
背中を押してあげる作業ですね!
本番前の最後の声かけ

これは親や、指導者向けになりますが、
見送る際の最後の一声、
なんて声をかけていますか?
この言葉って、非常に重要だったんです。
露骨にパフォーマンスに影響してきます。
これも腕相撲の話とリンクしてますので、
少しだけお話しさせてください。
大事な本番前、
みんな緊張してますよね!
なんて声かけてあげるのが正解なんでしょうか?
緊張しているので、リラックスしてあげましょう!
そうです、
どうせ結果はそんな変わらないので、
「君なんて何やってもダメなんだから、期待してないよ!大丈夫!」
「緊張しすぎ〜!失敗しちゃえよ〜w」
「リラックス!そんなんじゃ上手くいかないよ!」
こんな感じの声かけでいきましょう!
ダメーーーーーーーー!!!!!!
全部良くない声かけです。
マイナスがイメージできてしまいますよね!
「君なんて何やってもダメなんだから、期待してないよ!大丈夫!」
「緊張しすぎ〜!失敗しちゃえよ〜w」
「リラックス!そんなんじゃ上手くいかないよ!」
→「大丈夫、きっとうまくいく!」
こっちの方が的確な言葉です。
最後の言葉は頭の片隅に残っているものです。
失敗をイメージさせないような言葉を選んで
プラス思考の言葉のシャワーを浴びせてあげましょう!
【まとめ】
- 本番前に上手くいった時、上手くできた時のことを思い出す
- 「できる」「イケる」と実際に口に出す
- 指導者(保護者)は最後までマイナスな発言はしない
つまり、
プラス思考全開の状態にするだけ!!
以上になります。
今回は長くなりましたが、
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
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