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こんにちは!アフロです!!
皆さん音楽ライフを楽しんでいますか?!
パソコン一つ有れば楽曲制作が出来てしまうDTMですが、当たり前ですけど音を鳴らさないと制作が出来ませんよね。
素晴らしい曲がポンポンと作れるようにになれば良いのですが、なかなかクオリティが上がってこないのが現状です。
制作途中のヒドイ音を家族や近所の人々に聞かれるのには少々抵抗がありますし、周りの迷惑を考えてもヘッドフォンでモニターしながら制作に励むのは、必要なエチケットだと思います。
なぜDTM楽曲制作でモニターヘッドフォンが必要なの?
・夜間など周囲へ音による迷惑が考えられる場合
・制作する音の細部を確認するため
・仕上がった楽曲をヘッドフォンやイヤホンで聴く場合を想定しての音チェック
冒頭申したように周囲への気遣いはもちろんですが、音の細部チェックなど製作しようとしている楽曲の完成度を上げるために忠実に音を再現してくれるモニターが必要になるということですね。
では、どのようなモデルがモニターヘッドフォンに向いているのでしょうか。
モニターヘッドフォンとしての条件とは?
ヘッドフォンはそのモデルによってアウトプットする音が全くと言っていいほど違います。
各メーカーそれぞれモデル毎に差別化戦略で様々な特性を持たせたモデルが存在し、採用する部品や技術により価格もピンからキリまで存在します。
何を基準に選びましょう?その条件を挙げてみました。
・音のバランスがフラットに近い
・音の解像度が高い
・長時間装着していて疲れない
細かく条件を挙げ出すとキリがありませんが
✅音のバランスや解像度などの機能による・・・使い勝手
✅装着感や音漏れなど使用感を決定する・・・使い心地
に大きく分けられるかと思います。
例えば、やたら特定の音域が強調されるモデルや、アウトプット出来る帯域がせまい(確認できる音が限られている)モデルだと、そもそもの「音のチェック」という目的が思ったように果たせません。
そして楽曲のクオリティを上げていくためには、作曲作業を長時間にわたって楽しく出来るようにする必要がありますので、快適に使えるかどうかは非常に大切な条件だと言えますね。
おすすめのモニターヘッドフォン!
コストパフォーマンスに優れたおすすめモデルです。
あまりたくさん紹介しても迷うだけなので、今回5つのモデルに絞りました。
ATH-PRO5MK2|audio-technica

こちらは私が普段愛用しているモデルです。
市場評価では高コスパモデルの代表格的な位置付けになります。
中音域が少し弱いとの評価がありますが、私のDTM作曲レベルでは音に不満はありません。
形式:密閉ダイナミック型
ドライバー:φ44mm
出力音圧レベル:98dB/mW
再生周波数帯域:10~25,000Hz
最大入力:1,300mW
インピーダンス:38Ω
質量(コード除く):約250g
プラグ:φ6.3mm標準/φ3.5mmミニ 金メッキステレオ2ウェイ
コード:カールコード1.2m 伸長時約3.0m(片出し)
ATH-M50x|audio-technica

先に紹介したATH-PRO5MK2よりも上位モデルです。
海外でも高評価で、特にアメリカのスタジオでは多く使用されているようですね。
スペックの数値よりも全音域にわたってバランスよく出力し、特に低中音域の表現が良いと評価されています。
構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:φ45mm、CCAWボイスコイル
出力音圧レベル:99dB/mW
再生周波数帯域:15~28,000Hz
最大入力:1,600mW
インピーダンス:38Ω
質量(コード除く):285g
プラグ:φ6.3mm標準/φ3.5mmミニ 金メッキステレオ2ウェイ
コード:OFCリッツ線1.2mカールコード(伸長時約3m)、FCリッツ線3mストレートコード、OFCリッツ線1.2mストレートコード
MDR-CD900ST|SONY

レコーディングスタジオやCDショップのモニター用でも多く使われているモニターヘッドフォンの代表的なモデル。
音の再現力やバランスに優れ、音の輪郭が聞き取りやすいのが特徴です。
少々高音寄りのセッティングと言われることもありますが、製品としては非常にバランスが良いモデルです。
構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:40mm、ドーム型(CCAW採用)
出力音圧レベル:106dB/mW
再生周波数帯域:5~30,000Hz
最大入力:1,000mW
インピーダンス:63Ω
質量(コード除く):200g
プラグ:ステレオ標準プラグ
コード:2.5mΦ4.0mm
K240 Studio|AKG

オーストリア発AKGの高コスパスタジオモデル。
中高域の細やかな鳴り方、タイトな音質が特徴的で、形式はセミオープンタイプを採用して抜けが良く自然な音を鳴らしてくれる反面、少々音漏れが生まれるのはセミオープンの特性として割り切りましょう。
構造:ダイナミックセミオープン型
ドライバー:30m
出力音圧レベル:91dB/mW
再生周波数帯域:15~25,000Hz
最大入力:200mW
インピーダンス:55Ω
質量(コード除く):230g
プラグ:3.5㎜ステレオミニプラグ(金メッキ)
コード:約3.0m、ストレートケーブル(着脱式)
HD 25|Sennheiser

登場から20数年も世界中から愛されてきたモデル。
歴史があるという事はそれだけプロアマ問わず支持されているという事ですね。
長年にわたりアップデートを重ねて完成の域に到達した今手にするのも有りですね。世界中の著名なDJも愛用していることでも有名です。
構造:ダイナミック・密閉型
出力音圧レベル:120dB
再生周波数帯域:16~22,000Hz
インピーダンス:70 Ω
質量(コード除く):約166g
プラグ:3.5 mm ステレオミニプラグ( L型 )
コード:約1.5mスチールケーブル(右側片出し)
まとめ
モニターヘッドフォンについて、選ぶ際の基準や私のおすすめモデルを紹介しました。
今回ご紹介したモデルはほんの一部ですが、DTMerとしてステップアップするためにも、これを機に購入を検討してみてはいかがでしょうか。
最後までお付き合いくださり有難うございました!
毎週火曜日の更新を予定しています。次回もどうぞお楽しみに!!