前回までのあらすじ。
パパヤン(私)とスリム(大学生の長男)は我が家に個室がありますが、
ドーガン(高校受験の次男)が「自分も個室が欲しい!」とつぶやいたところから始まります。
我が家のボロ家にはもう部屋がなく、「さぁ、どうしよう?」と考えた挙句、考え出した
答え(第3の選択肢)とは。。。
第3の選択肢、それは。。。禁断の技です。
「奥義炸裂!」「無想転生!!!!」 by 北斗の拳 ←若い人は知らないか?
実は、私の実家が歩いて30秒のところにありまして、
そこには80歳付近のジージ(私の父)とバーバ(私の母)が住んでます。
カンのイイひとは気付いたと思いますが、実家には空き部屋もありますので、
つまりはそこに誰かが行けばみんな個室が当たります。イェ~イ!
では、誰がオバステヤマへ行くのか。。。?
第一に、新たに部屋が欲しいと呟いたドーガンを送り込もうと思いました。
がっ !?、
個室が手に入った上に目が届かない実家に行ったとなると、それこそ受験勉強どころではなく
逆に「サル」になっちゃうかも?ウキ、ウッキー! 若いからね。。。
さらに、ドーガンを溺愛しているママヤンからは大反対されました。(子離れできずっ!)
そして、ママヤンから一言、
ママヤン:「あ~んたが行けば!」
私:「ううっ!、なんですと?。。。」
ママヤン:「だって、あなたの実家じゃない!」
私:「そ、そりゃそうやけど、それって、出戻り息子やん! セッ、世間テーがっ!」
溺愛息子を守ろうとするママヤンの逆襲にタジタジになっちゃいました。。。
いかんいかん、このままではいかん!我が家の多数決で負けてしまうぅぅ。
何か、技を繰り出さねば。。。(悩)
(そ、そうや!)
「スリムが実家に行くってのはどう?」
「そもそも、大学生になったら下宿したいって言ってたし!」
そうなんです、長男のスリムは下宿して自立した人間になりたいと以前から言ってたんです。
ならば、いきなり下宿する前にプチ下宿というか、一人暮らしに慣れる意味で私の実家で暮らす
というカンペキなヒラメキが出てまいりました! 冴えてる~!イエ~イ!
しかも、年老いたジジババのお世話にも適しているし、ジジババにとってもカワイイ孫が
いてくれると張り合いも出るし、まさしくカンペキ、プラン!
スリムにこの案を伝える際も相当気を遣いました。なんせ失敗したら自分が島送りの刑に
なっちゃうので!
なので、スリムにはこう言いました。
「オマエはもう死んでいる!」 by 北斗の拳 2回目登場!
もとい、
「プチ下宿もできないヤツが家族から離れたところで一人暮らしなんでできないからな!
学生のうちに慣れて、うまくいけば社会人で一人暮らししたらどうなんだ?」
当然、正論過ぎてスリムに反抗する術はなく、シブシブ了解しました。ヤッタネ!
次男を溺愛しているママヤンも長男スリムを差し出すという禁じ手に合意。
これにて、私の島送りは回避されたのでした。フッー!
次回は、実家の一部屋をスリムの部屋にプチ改装するお話です。お楽しみに!