前回までのあらすじ。
田舎のくせに小さいボロ家に住んでいる我が家は
パパヤン(私)、ママヤン(妻)、スリム(大学1回生の長男)、ドーガン(中学3年生の次男)の4人家族。
パパヤンとスリムには自分の部屋がありますが、他は皆の寝室しかなく、
それ以外に空き部屋がない状況ですが、お年頃のドーガンがついに「自分の部屋が欲しい!」と呟いたことからこの話が始まっています。
前回の話では自分の個室が取られるのが困るパパヤンこと私は色々思案した挙句、近くにあるジジババが暮らす実家の空き部屋にスリムを送り込むという秘策を思いつきました。
今回はその実家の空き部屋をスリムが住めるようにプチ改装するというお話です。
と、その前に今回の妙案は・・・
今回のスリムが実家にプチ下宿するというアイデアですが、ジジババも80歳くらいと超高齢なため、あまり負担をかけることはできません。
よって、基本的にスリムには普段の勉強と寝泊まりだけを私の実家でおこない、朝昼晩三食と風呂だけは歩いて30秒の我が家に戻って済ます。ということにいたしました。
つまりは、昔よくあった大家さんの家に間借り(空き部屋を借りる)をして風呂は近くの銭湯に行くといった生活スタイルです。今もあるのかなぁ。
ずっと実家暮らしで下宿なども経験したことがない私としてはこの発想をよく思いついたなぁと思うのと同時に、自分一人が家族から離れて初めて下宿生活の経験ができる我が子に対してなんか羨ましいとさえ思っちゃいました。息子じゃなく私がやりたいくらい。。。(笑)
それから、よく考えると今回の妙案は意外とそれぞれにメリットがあって我ながらグッドアイデアなんですよねぇ!
・スリム:我が家の元の部屋よりも少し広くなり、テレビも新設、プチ下宿を体験できる。
・ジジババ:カワイイ孫がいつもそばにいる。力仕事など困ったときにいつでも頼りにできる。
・私:自分の部屋を死守。私の代わりにスリムが高齢のジジババの様子をいつも見ててくれる。
などなど、いわゆる三方よし?・・・いや、三方よしは近江商人の経営哲学で「売り手よし・買い手よし・世間よし」だっけ!・・・、もとい、言うなれば一石三鳥ですね!
はい、そうとわかったらあとはスリムが楽しい実家間借りをできるよう部屋を住める状態にせねば!
プチ改装について
スリムが使う予定の部屋には私が弟と昔使っていた2段ベッドの1階部分だけが残っており、今ではジジはそのベッドで寝ていることとボケ防止に使っているパソコンが部屋に残ってます。しかし、ジジは基本的に日中は別の4畳半の部屋にてコタツに入ってテレビを見てるだけですので、つまりは、スリムが使う予定の部屋にある1段ベッドとデスクトップパソコンを4畳半の部屋に突っ込んじゃえば、スリムの部屋は空になります。そんでもって、スリムの要望で6畳の部屋に40年以上敷きっぱなしの毛足長めの絨毯を引っぺがし、無垢のフローリングにワックス仕上げれば部屋の大枠は出来上がりって感じです。大雑把!
その後に、折り畳みの簡易ベッド、骨組みだけの簡易デスク、本棚、洋服掛け、ローボード、テレビを設置して、快適なスリムの部屋が出来上がりました。
まあ、代わりにジジの4畳半の部屋には木枠のベッドやらコタツやら机、テレビ、パソコンなど足の踏み場がないくらいにギューギュー詰めになっちゃいましたが。。。💦
遠目に見たら、荷物の中にジジが座ってるよーな感じ💦
ジジ・・・ごめんちゃい!
とは言え、プチ改装にかかった費用は新たに買った折り畳み簡易ベッド、9,000円也!
あとはアリモノで用を足しましたので、とっても安上がり!
それでも、ベッドなど大きなものを移動させて20年くらいかけて溜まった部屋中のホコリやゴミ、不要な物品を洗いざらいポイしてから床にワックス2度掛けして、新たにデスクや本棚など必要なものを設置するのに丸5日ほどかかりました。
もちろんスリムも手伝いましたし、新たな自分の部屋の出来に十分満足しているようでした。ヨカヨカ!
ということで、次回のお話は、スリムが実家間借りを始めたその後について書きます。
この話、まだ引っ張るつもり?。。。お楽しみに!