前回までのあらすじ。
大学1回生の長男(スリム)が我が家から離れ、私の実家に間借りすることになり、実家の空き部屋をスリムが使えるようにプチリニューアルした話が前回までのあらすじです。
スリムがちょうど20歳になった2020年11月に住み慣れた我が家から完全に引越しをしました。
間借りと言っても寝泊まりしているだけで、朝昼晩の食事とお風呂は歩いて30秒の我が家にやってきて済ましますので、実際はそんなに大げさな話ではないのですが、当人にとってはやはり面倒くさいというのが本音のようです。
特に引っ越しをしてからすぐに、私が住む近畿地方にも急な寒気がやってきまして結構雪が降り積もりましたから、朝起きて朝食を食べるためには家を出て、膝くらいまで積もった雪の中を長靴でズッポリズッポリやってくるときも大変だったようですし、これが朝昼晩と3往復ですからね。
恐らく、そういった面倒なことも自分が歳を取ってからいい思い出になるんでしょうね。
そんでもって、間借りしだして1か月くらいが経とうとしたときでした。在宅勤務をしている私は普段書斎(自分の部屋をそう呼んです)に引きこもってるのですが、最近なぜか朝食を食べたあともリビングにずっと入り浸ってるスリムに気付き、ふと聞いてみました。
パパヤン:「なんか最近、ご飯食べてから自分の部屋に帰らずにずっとここにおるけど、チミの部屋はあっちだよ!」←ちょっとイジワルな言い方。
スリム:「いや、わかってるけど。。。ここやったらWi-Fiあるし。。。」
パパヤン:「ん?あれ?まさかスマホのデータ容量、20ギガ(GB)で足りんの?」
すると、スリムは言いにくそうに言いました。
スリム:「いや、最初は足りると思ってたんやけど、授業もまたオンラインが増えたし、それ以外にもYoutubeとか動画を見たりしてたら結構すぐなくなってしまってん。。。」
なんですと?
そうなのです、実は私の実家は80歳くらいのジジババが住んでますが、もちろんネット世代ではないため実家にネット回線は引かれてません。そんな家にデジタル世代の息子が間借りしてるわけですが、それでもスマホのデータ容量は20GBもありますから、オンライン授業はテザリングで、それ以外のネット利用も十分足りるだろうと思ってましたし、スリムもそのつもりでした。
しかーし、オンライン授業はともかくとして、コロナでバイトにもいけず自宅に引きこもっているスリムはヒマがあれば動画閲覧(Hなヤツかもしれませんが。。。ワーオ!)やネットサーフィンをしすぎてるようで、いつの間にかギガ難民になってしまってたようです。まあ、若いからしゃーないですが💦 ティッシュは足りてるか?
ゴホッゴホッ、もとい!
結局、スマホのデータ容量が月の中旬過ぎには底をつきかけてしまったため、朝からWi-Fi環境がある我が家でオンライン授業を受けて、そのまま居残ってネットサーフィンやら動画閲覧し、寝る時間になればジジババのいる自分の部屋へ帰るという変わった生活スタイルになってしまったようです。
これでは自分の部屋があってもゆっくりできないでしょうし、間借りしてる意味がありません。
デジタル世代の息子にネットを使いすぎるな!というのもナンセンスですし、コロナ禍の今は、できるなら外出せずに家で過ごして情報だけはネットで収集する方が良いと思いますので。。。
ん~、なんとかせねば。。。
仕方がない。
ジジババの家にネット環境を導入するか?
しかし、ジジババは当然ネットには無縁のため、息子のためだけにネット環境を用意することになりますし、いつまで間借りすることになるかはわかりません。そういったことも含めてネット環境をどうするか?
これまたパパヤンのシンキングタイムです。チッチッチッチッチ。。。
ということで、次回は、「パパヤン、実家にネット環境を用意する!」の巻です。お楽しみに!