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こんにちは!アフロです!!
皆さん音楽ライフを楽しんでいますか?!
前回の記事でもお伝えしましたように、Logic Proには豊富で上質なサンプル音源やループ音源がはじめから収録されていますが、欲しい時に「これだっ!」ていうのが見つからない事が結構あります。
そんな時に見つけた音源素材のサブスクサービス「splice(スプライス)」を紹介したいと思います。
前回の記事はこちらです
splice(スプライス)ってどんなサービスなの?
サブスク(月額課金制)で決済される音源素材のダウンロードサービスで、完全に著作権フリーなのが特徴です。
ヒップホップなどの従来のトラックメイキングでは、レコードなどの音源をサンプリングして制作していた事もあって、世の中に発表する際には著作権に関する許可を取る必要がありました。
そこで様々な著作権フリーの有料プラグインや音源をセット(ジャンルなどで分けられた)購入して使用するのですが、中には使わない音源も含まれており、どうしても割高感が拭えませんでした。
splice(スプライス)の料金体系は、各プランに対して毎月決められたクレジット(ポイントのようなもの)が付与され、音源をダウンロードする度にクレジットを消費するスタイルなので、これまでのように必要のない音源を抱き合わせで購入する必要がなく、試聴して気に入った物のみを購入する出来るといったメリットがあります。
料金体系は?
先程も少し触れましたが、splice(スプライス)はサブスク(月額課金制)のサービスです。
2021年の6月にプラン変更があり、以下のような料金設定になっています。
【splice sounds料金】(2021.9)
プラン | 月額 | 月付与クレジット数 |
Sounds+ | 9.99ドル | 100 |
Creator | 19.99ドル | 200 |
Creator+ | 29.99ドル | 500 |
基本的にクレジットは1音源のダウンロードに対して1クレジットの消費になります(MIDIファイルやプラグインのプリセットについては1ダウンロードに対して3クレジットを消費する場合もある)。
付与されたクレジットのうち、月内に消費できなかったとしても、サブスク契約を継続してる間はずっと翌月以降に繰り越されますので、無駄にはなりません。
無料トライアル期間が14日間設けられていますので、自分が求めているものとサービスが合っているかを確かめる事ができます。
splice(スプライス)を使うことのメリット
実際にsplice(スプライス)を使ってみた感想から使用するメリットは以下の4つが考えられます。
1.豊富な素材が安価で手に入る
splice(スプライス)は200万超ストックされているの素材を、一番安いプラン「Sounds+」で計算しても1音源あたりの料金は約11円(1$=110¥として)でダウンロードできます。
著作権フリーの素材を永久に使い続けられる事を考えると安く感じられます。
2.必要な素材のみをダウンロードできる
冒頭にお伝えした通り、不要な素材も含まれたパックのセット購入に比べて、必要な素材のみが手に入れられるのはコストパフォーマンス面で優位です。
3.ダウンロードした音源はサブスクを解約した後もずっと使い続ける事ができる
基本的にサブスクサービスは、解約するとコンテンツを使用できなくなる場合がほとんどですが、splice(スプライス)はサブスク契約を解約した後でも、ダウンロードした素材を使い続ける事ができます(解約した場合は繰り越されたクレジットは消滅する)。
4.専用アプリが使いやすい
PC版アプリに加えモバイル版のアプリもリリースされていて、splice soundsに収録されている素材のブラウズやダウンロードした素材の管理がしやすく、各DAWへのドラッグ&ドロップでの挿入ができ非常に便利です(サブスクを解約するとアプリの使用はできなくなる)。
splice(スプライス)を使ことのデメリット
非常に優れたサービスのsplice(スプライス)ですが、デメリットが全くない訳でもなく、あえて挙げるとすると以下の3つです。
1.サービス自体が日本語には未対応
WEB・アプリ共に現在日本語には未対応なので、ログインや決済そしてサービスを使用するために少々のハードルがあります(契約方法についてはのちほど説明します)。
2.選択肢が多すぎて迷ってしまう
約200万ほど存在する素材の中から必要に応じてダウンロードするので、制作中にサンプルをブラウズしてしまうと、あっと言う間に時間を消費してしまいます。
3.安価とはいえやはり有料である
世の中には無料の音楽素材が星の数ほど存在しています。splice(スプライス)が安価だとはいえ、有料サービスなのでもちろん料金が発生します。
ものは考えようですが、無料と言えども時間を使って情報を収集し、手に入れた素材の管理などの手間を考えると、少々の出費については必要経費として割り切る事も必要ではないでしょうか。
サービスのログインと契約方法
①アカウントの作成
「Try Free」をクリックして
必要事項を記入したらチェックをして「Sign Up」
②プランを選択
プランによって機能に違いがありますが、今回私は「Sounds+」を選択しました
③決済方法を選択
各種カード若しくはPayPalが選択できます
※chromeでは日本語に翻訳する事ができますので、英語が苦手な方は翻訳しながら進めてください(翻訳の精度は?ですが)
④ログインできました。
14日間の無料トライアル期間が過ぎたら自動的に課金がスタートします
PC版専用アプリのインストール方法
①ログインした状態で右上のボックスから「install」をクリックして
②この画面で自動的にアプリのダウンロードが始まります
③ファイルを開くとインストーラーが立ち上がるので、⭕️ のところをダブルクリックしてアプリをインストールします

④アプリにログインすると使用する事ができるようになります

トライアル期間は機能が制限されます
まとめ
DTMでの音源素材ダウンロードのサブスクサービス「splice(スプライス)」についてアカウント作成から契約、専用アプリのインストールまでを紹介しました。
14日間の無料トライアル期間はクレジットが付与されず、素材のダウンロードをする事ができないので、サンプルを視聴したりサービスのインターフェースを確認するといった、いわゆるお試し版としての使用に限られます。
気に入った素材が見つかったら「Like」をしておけば、クレジットをゲットした際にリストからダウンロードできますので、サンプルをいっぱい聴いてlikeしまくってください。
splice(スプライス)の詳しい使い方に関してはまたの機会にお伝えしたいと思います。
splice soundsの公式WEBサイトはこちらからどうぞ

最後までお付き合いくださり有難うございました!
毎週火曜日の更新を予定しています。次回もどうぞお楽しみに!!