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DTM楽曲制作に必須!シンセサイザーの音の鳴る仕組みを解説!!

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こんにちは!アフロです!!

皆さん音楽ライフを楽しんでいますか?

 

DTMerに限らず音楽好きの人であれば、一度は耳にした事があるであろう「シンセサイザー」

 

シンセサイザーの基礎知識をお伝えする2回目の今回は、

 

シンセサイザーの音の鳴る仕組み

について分かりやすく解説します。

 

 

シンセサイザーの音が鳴る仕組みとは?

 

物理的に振動や打鍵などを電気信号に変換して音を増幅して音を鳴らすのが「電気楽器」(代表的なのはエレキギターやエレキピアノ)ですが、シンセサイザーは「電子楽器」に分類され、発振器や発音素子を使った電子回路の発振によって音を作ります。

 

アナログシンセを例に説明していきましょう。

 

1.VCO → 2.VCF → 3.VCA

 

アナログシンセの最も基本的な仕組みですが、上記の順(1→2→3)で信号が各セクション(VCO、VCF、VCA)通過する際に、音の3大要素「音高」「音色」「音量」の時間的、周期的(波形)変化の設定を行うことにより、さまざまな音が発せられます。

 

それでは各セクションの役割を順を追って解説します。

 

1.VCO(ボルテージ・コントロール・オシレーター)

周波数波形を作り出すセクション

 

通称オシレーターと呼ばれ、ここで基本となる波形を発振(発音)します。

波形は音程、音色に関係し、「サイン波」「ノコギリ波」「三角波」「短形波」が一般的に用いられます。

 

【alchemy|Logic Pro搭載シンセサイザー】
グラデーション@ブログ部

 

 

サイン波(sine)

連続して弧を描くような波形です。「倍音」を含まないので柔らかく丸い音が特徴です。

グラデーション@ブログ部

 

 

ノコギリ波(saw)

名称の通りで、のこぎりのはのようなイメージの波形です。全ての「倍音」を含んでおり、

いかにもシンセサイザーといった明るい音が特徴です。

グラデーション@ブログ部

 

 

三角波(triangle)

サイン波のような波形です。音自体もサイン波と似ていて丸い印象を受けます。ただし奇数のみ「倍音」を含みます。

グラデーション@ブログ部

 

 

矩形波(square)

英語でスクエアウェーブと呼ばれている波形です。参画波と同様に奇数のみ「倍音」を含んでおり、昔のファミコンを思い起こすクラリネットのような音が特徴です。

グラデーション@ブログ部

 

 

倍音とは?

例えばピアノの鍵盤の「ド」という音を押してみると「ド」という音が鳴ります。

当たり前のことですが、実はその「ド」の音の中には他に複数の音が鳴っていて複雑な和音になっているんですね。

しかし他の音があまりにも小さい音で鳴っているので、聴き取れないんですね。

この例の場合だと、押したドの上の「ソの音」やオクターブ上の「ドの音」などが「倍音」です。

ギターを演奏していた人は「ピッキングハーモニクス」をイメージして頂ければわかると思いますが、あれも倍音の一種です。

 

 

2.VCF(ヴォルテージ・コントロール・フィルター)

音を加工するセクション

 

通称フィルターと呼ばれ、オシレーターから出た音はここへやってきます。その名の通りののフィルターで、高い周波数成分を削り倍音を調整します。

グラデーション@ブログ部

 

 

3.VCA(ヴォルテージ・コントロール・アンプリファイヤー)

音量を調整するセクション

 

通称アンプと呼ばれ、フィルターを通った音をここで音量のコントロールします。

グラデーション@ブログ部

 

 

今記事のまとめ

 

シンセサイザーの基礎知識として、アナログシンセの音の鳴る仕組みについて基本的な構造を解説しました。

 

とは言え、今回の記事でお伝えした内容はシンセサイザーの音のなる仕組みの最も基礎的なものなので、引き続き掘り下げていきたいと思います。

 

前回の記事も合わせてどうぞ!

DTM楽曲制作には必須!シンセサイザーの基礎知識!!

 

最後までお付き合いくださり有難うございました!


毎週火曜日の更新を予定しています。次回もどうぞお楽しみに!!

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