戦時に生きた20歳にも満たない青年は、何を思い毎日を過ごしていたのだろう。
シリーズ
靖国神社に行ってみた〜その1はこちら
靖国神社に行ってみた〜その2はこちら
菊の御紋
参拝後右に抜けます。
神殿には至る所に菊の御紋があり、とても厳かな雰囲気を漂わせています。

神殿に向かって再度一礼をすると、多くの人が平日にもかかわらず参拝をしておりました。

ん?平日?仕事は?
・・・・・。病院の帰りです。早く終わった日があって、少し散策したんです!!笑
お朱印

実は筆者、お朱印男子ww
数々の神社仏閣で参拝し、お朱印を頂いています。
靖国神社もお朱印所があり、頂く事ができます。
(*コロナ禍では記帳ではなく、書き置きされているのを頂きます)
このお朱印ですが、日付もお朱印に掲載されていますので、ふとお朱印帳を見返した際に、(あー、あの時期にあそこにいったなー)とか(こんな気持ちで神社にお願いしたなー)とか(この時期からお願いするのやめたなー)とか、、とか、、色々と思い出す事があるので、おすすめですよ!
ちなみに、神社仏閣はお朱印で、城はお城印と言って、お城専用があります。
城好きの人はこちらをやってみてはいかがでしょうか?
靖国の桜と能楽殿

筆者が参拝に行った時は、たまたま能楽殿にて演奏が行われていました。
多くの観客の中、良い音色が流れていて、桜を見ながらとても良い気持ちになりました。
靖国神社にいるということもあって、余計に平和を感じましたし、これからの平和を祈るばかりです。
本当に桜が綺麗だったのと、少し風が強かったこともあり、散る桜を見ながら感傷に浸ってしまいました。
一度は行ってほしい遊就館

人が争うという事を始めた時期から、太平洋戦争における、あらゆる歴史を垣間見る事ができるのが、この「遊就館(ゆうしゅうかん)」です。

是非、一度足を運んでほしい。
筆者も初めて中に入って、ゆっくりみました。中は撮影禁止のところが多いですが、零戦や戦車の模型、また当時実際に使用されていた銃火器が展示されています。
また、実際に戦地で命を落とされた英霊の遺書があり、一言では表せない、心にグッとくるものがあります。
ラブレター
遊就館の中で、色々なVTRを見るのですが、筆者の中でとても印象深いものがあったので、紹介します。それは平成に入ってすぐ、秋田県で開催された”恋文コンテスト”という行事の紹介VTRでした。
”恋文コンテスト”とは、要はラブレターで、キュンとくるものがグランプリー!
というものですが、初代グランプリの内容に、筆者は切ないというか、本当になんとも言えない感情になりました。
その初代グランプリの内容が、終戦から50年(このコンテストが平成最初の方なため)白髪混じりになった”おばあちゃん”が戦地で亡くなった旦那さんに書いたラブレターでした。
おばあちゃんは一度脳梗塞を煩い、必死のリハビリ後に、なんとか動くようになった手で一生懸命書いたそうです。それが、戦死した旦那さんに書いた、最初で最後の恋文。
「わたしがそちらに行っても、あなたは若いまま、私はおばあちゃん。でも、私をしっかり抱きしめて下さい。いっぱい甘えさせて下さい。そして、絶対に私を離さないで下さい」