
戦時に生きた20歳にも満たない青年は、何を思い毎日を過ごしていたのだろう。
シリーズ
靖国神社に行ってみた〜その1はこちら
神社というあり方
あなたは神社で参拝をする時に、いつも何を伝えますか?
祈念、払拭、報告。
さまざまな思いがあり、神社に行かれることでしょう。
筆者と神社
少し話は脱線しますが、僕の中で勝手な神社に対する考えがあります。
例えば初詣、年の初めに神様にお願い事をする一大イベント。
一見すごく神聖でご利益がありそうな気がしますが、僕自身はあまり・・・という感じです。
というのも、年明け行く事が、いつも行く1回なら良いと思います。しかしながら、まともに行かず年の初めだけ神様にお願いしても、お願いされた方も「どうなん?」って感じではないでしょうか?
しかもめちゃくちゃ人が多いのに、神様だって大変です。
なので、僕は年明けではなく、年末に行く事が多いです。
「今年もありがとうございました」という感じです。
あと、人が多いと疲れますからね。
お願いより決意
筆者は神社に行くという行為はお願い事というより、決意の場だと思っています。
例えば、今年大学に合格しますように!
ではなく、今年は大学に合格するから見ていて下さい!
という感じです。
そっちの方が気合い入るでしょ?笑
靖国の桜
話を戻します。
靖国神社には500本の桜の木が植えてあり「千代田のさくらまつり」としてイベントが開催されている程、実に多くの桜を見る事が出来ます。
その中でも、神門から中鳥居までの30メートル程の間に桜の木があるのですが、それを「靖国の桜」と呼び、昔から人々の心の支えになっていました。
戦時下軍人さん達は、この桜の木の場所で、亡くなった後の再開を誓ったそうで、「同期の桜」という軍歌があり、その歌詞に出てくる桜は、靖国神社で再会しようという思いがあるらしく、当時はよく歌われている歌の一つだったそうです。
残念ながら筆者が参拝に行った時は、まだ蕾の状態でしたが、桜の時期になるとすごく綺麗な景色を見せてくれることでしょう。(再度桜の時期に撮影に行きました)
是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
二礼二拍手一礼

中門鳥居をくぐり、拝殿が現れます。
参拝は他の神社と同じで、二礼二拍手一礼です。
どれだけの人が、今まで拝殿に向かって「祈願」「報告」「お礼」を伝えに来た事でしょうか。
命に関わる事を、何度も何度も両手を合わせて必死に参拝されていたと思います。
それだけ、心の支えであったことは間違い事実だっと思います。

続きは次回