
こんにちは、まっくです!
今日はボクが乗っている
愛車のゼファ−400χについて
書いていこうと思います。
これからバイクを買おうか
ゼファーが欲しいけど
迷っている人には
参考になる記事に
なると思います。
ゼファーと言う名前の由来

川崎重工から発売されている
「ゼファー」と言うバイクですが
なぜ「ゼファー」と言うネーミングが
付けられたか知ってますか?
実は、「ゼファー」とは
「西風」と言う意味であり
Z1やZ2などのかつての
Zシリーズを想起させる
Zで始まる英単語を
命名するにあたり
川崎重工がバイク製造で
拠点を置く関西にある
兵庫県明石市から吹く
西からの風と言うことで
業界への新たなる風に
なるようにとの願いをこめて
「ゼファー」と言う名前が
付けられました。
また、この西からの
新たな風として発売された
ゼファーは当時レプリカブームに
カウルなしのスタイルで登場し
バイク業界に新たな風を
巻き起こし爆発的にヒットしました。
まさにネイキッドブームの
火付け役になったわけです!
ゼファー400χが好きな理由

ボクがゼファー400χを
選んだ理由は追々書きますが
とにかくゼファーがカッコいい!
と言うことから
ゼファー400χに乗っています。
では、
ボクがゼファー400χを
選んだ理由について
書いていく前に
そもそもゼファーとは
どのようなバイクなのか?
と言うことについて
書いていきます!
ゼファーとは?

ゼファ−400は川崎重工が
製造販売していたバイクです。
ゼファ−400には
ゼファ−400とゼファ−400χの
2種類があります。
ちなみに今更ですが
ゼファー400χのχはカイと読みます。
では、まず
ゼファー400とゼファ−400χの
違いについて書いていきます。
ゼファ−400
1989年4月から1995年まで
発売されていた
ネイキッドバイクです。
ゼファ−400の排気量は398ccで
空冷4気筒DOHC2バルブエンジンです。
最高出力は46馬力、
最大トルク3.1kgf/mで
400ccのバイクでは
あまりパワーが
あるとは言えませんが
ネイキッドと言う
新ジャンルのバイクカテゴリーを
生み出すほど大ヒットしました。
ゼファ−400は
1989年から1995年まで
生産販売されていましたが
モデルの変化を振り返って
見ていこうと思います。
1990年モデル
1989年の初代発売から
1990年モデルになってからの
変更点は以下の通りです。
- タンクエンブレムをシールから
メタルタイプの立体エンブレムに変更 - シートが水の染み込みにくいシートに変更
- サスペンションの若干の見直し
1991年モデル
- 一体型の黒色異径2連メーターから
メッキ砲弾型同径2連メーターに変更 - ウィンカーも砲弾型へ変更
- 常時ヘッドライト点灯式にし
ハザードランプの廃止 - サイドカバーエンブレムが立体型に変更
1992年モデル
- サイドカバーのエンブレムが
「kawasaki」デザインに変更
1993年モデル
- メンテナンスフリーバッテリーに変更
- フロントブレーキディスクのデザイン変更
- ハザードランプ復活
- シートの開閉方式変更
- タンクエンブレムを樹脂に変更
- フロントフォークのセッティング変更
1994年モデル
- カラーの変更
1995年モデル
- カラーの変更
- 2バルブエンジンのゼファー最終モデル
と言う感じで
毎年、細かいモデルチェンジを
繰り返して1995年に
2バルブエンジンのゼファ−400は
終焉を迎えました。
そして、翌年の1996年に
ゼファ−400は4バルブエンジンの
ゼファー400χとして新たに
販売されたのです。
では、ゼファ−400χについて
振り返ってみましょう!
ゼファ−400χ
ゼファー400χとは
1989年から1995年まで
販売されていた
ゼファー400の後継機です。
販売期間は
1996年から2010年まで
販売されていました。
エンジンはゼファ−400の
空冷2バルブDOHC4気筒エンジンから
空冷4バルブDOHC4気筒エンジンに
変更されました。
パワーも最大出力
46馬力から53馬力へ
パワーアップ!
最大トルクも
3.1kgf/mから3.6kgf/mに
なりました。
見た目的にはあまり変わりが
わからないですが、
ゼファ−400とゼファー400χを
見分けるのには
エンジンのヘッド下部が
シルバーなのがゼファ−400で
黒なのがゼファ−400χです。
その他の変更点は
- キャブレターがスロットル
ポジションセンサーが付きました - ブレーキのキャリパーが
ゼファ−1100ccと共用のキャリパーに
変更されました - フロントフォークのインナーチューブが
39Φから41Φに拡大されました - リアサスペンションユニットが
新型に変更されました - フロントブレーキキャリパーが
片押し式2ポットから
対向式4ポットにグレードアップ
では、1997年以降の
変更点を書いて聞きます。
1997年モデル
- リアホイールを18インチから
17インチに変更 - 標準タイヤがバイアスタイヤから
ラジアルタイヤに変更 - フロントサスペンションフォークが
39Φから41Φに変更 - リアサスペンションユニットの変更
- ブレーキキャリパーの変更
- スイングアーム補強
1998年モデル
1998年は2回ほどモデルチェンジを
行っています。
1998年2月の変更点
- カラー変更を行いました。
こちらのカラーです。
1998年7月の変更点
- 盗難抑止型メインスイッチを採用。
キーシリンダーに鍵以外の異物を
差し込んで無理にシリンダーを
回そうとすると電子回路が
遮断されハンドルロックも
外れにくくなる仕様
1999年モデル
- 車体自体は98年7月モデルと
同様の車体ですが
この年はゼファー発売10周年
と言うことでついに
火の玉カラーが誕生!

2000年モデル
- カラー変更
タイガーカラーの採用


2001年モデル
- KCAを装備
KCAとは排ガス浄化のため
排気ポートへ浄化する
排ガス再燃焼システムと
パイプ触媒を組み合わせた
KELLNを搭載。
サイドカバーにKELLNマークが
追加されました。 - 最高出力発生回転数が500rpm上昇
(11000rpm → 11500rpm) - 最大トルク発生回転数が500rpm低下
(9500rpm → 9000rpm) - 車重は4kg増になりました。


2002年モデル
- タイガー風のグラフィックはそのままに
カラーを変更 - ゴールドホイールのエボ二が新たに
加わりました

2003年モデル
- フロントブレーキキャリパーが
同径対抗4ポットから
異形4ポットへ変更 - 騒音規制対応のため
マフラーの内部構造変更
2004年モデル
- タンクエンブレムを
「ZEPHYR」から「kawasaki」
に変更 - フロントフォークのボトムケースが
シルバーからブラック仕上げに変更

2005年モデル
- カラー変更
エボニー

メタリックマジェスティックレッド

2006年モデル
- カラー変更
エボニー×パールソーラーイエロー

メタリックオーシャンブルー

2007年モデル
- カラー変更
エボニー×キャンディファイアレッド

メタリックダークグリーン

2008年モデル
- カラー変更
エボニー×キャンディプラズマブルー

メタリックミッドナイトサファイアブルー

2009年ファイナルモデル
2008年の排ガス規制に対応できず
2009年に発売されたゼファ−400χが
最後のモデルとなりました
ファイナルモデルは2004年モデルから
変更されていた
フロントフォークのボトムケースが
黒からシルバー仕上げに戻りました

ゼファー400とゼファ−400χの違い

ゼファ−400とゼファ−400χの
大きな違いとしては
2バルブDOHCエンジンから
4バルブDOHCエンジンに
変わった部分です。
1997年移行の
ゼファー400χに関しては
ホイールのサイズが変わり
バイアスタイヤから
ラジアルタイヤに変更になりました。
その他の変更点について
表にまとめてみました。
変更項目 | ゼファ−400 | ゼファ−400χ |
エンジン | 空冷2バルブDOHC4気筒エンジン | 空冷4バルブDOHC4気筒エンジン |
最高出力 | 46PS(馬力)/11000rpm | 53PS(馬力)/11000rpm |
最大トルク | 3.1kgm/10500rpm | 3.6kgm/9500rpm |
車体重量 | 177kg~181kg | 186kg |
定地燃費 | 38.0km/l | 40.5km/l |
ゼファーの価格

ゼファー400が発売された当時
新車価格でも50万円前後で
ゼファー400χは60万円前後でした。
しかし、
今では、
空冷4気筒のキャブ車の
値段が高騰していて
程度のいい状態の
ゼファー400χを
買おうとしたら
コミコミ価格で100万円
近くします。
ファイナルエディションについては
200万円近くするゼファーもあります。
近い将来HONDAのCBXくらい
値段が高騰する可能性もあります。
ゼファーを買うなら
今の価格なら
まだ手に入れることができる
現実的な値段と言っても
いいのではないでしょうか?
少なくとも
ここ1年くらいで
ゼファーの相場が40万円近く
上がっています。
ボクが2020年にゼファー400χを
買ったお店でも、ここ1年で
ゼファーの価格が高騰しすぎて
仕入れができないと言っていました。
それに年々、ゼファーの数が
減っているとのことでした。
今、ゼファーを買おうか
悩んでいる人は
早めに決断しないと
手が出せないくらいの
価格になってしまう可能性が
高いので投資と思って
いっその事購入してしまうのも
アリだと思います。
最後にボクが
ゼファーを選んだ理由

長くなってしまったので
最後になりますが
ボクがゼファーを
選んだ理由について
書いていこうと思います。
ボクは元々16歳の時に
普通自動二輪の免許を
取得しました。
かれこれ20年ほど前の話です。
その当時、
免許を取ったボクは
色々なバイク雑誌を読んで
kawasakiのバイクに
惚れ込んでいました。
「漢ならkawasaki」
と言う感じです!
当時、CBXやヨンフォア
FXなどの旧車もカッコいい
とは思っていましたが
雑誌を見ていてどうしても
ゼファーがカッコよく見えて
欲しくなっていました。
また「ゼファー」と言う
名前もカッコいいと感じていて
買うならゼファーと決めていました。
そして、免許を取って
数ヶ月後に念願のゼファー400χを
購入し乗っていたわけです。
しかし、18歳になり
車の免許取得ともに
バイクに乗らなくなり
ゼファーを手放してしまい
それから20年バイクとは
無縁でした。
しかし、ひょんなことから
20年ぶりにバイクを買うことになり
その時に、どのバイクを買うか!
となったら
「またゼファーに乗りたい!」
となったわけです。
ネットで調べて実際に
お店に行って現物を見て
一目惚れしたゼファーがあり
ものの10分で即決しました。
値段が高騰し始めていたので
少し高い気はしましたが
あの時、即決していなかったら
きっと手が出させなくなって
買っていなかったと思います。
今では自分の子供のように
愛情を持って乗っています。
おかけで楽しいバイクライフを
楽しめています。
ゼファーを買おうか
悩んでいる人がいたら
ボクは絶対におすすめする
バイクです!
今回はこの辺で
終わろうと思います。
最後までお付き合い頂きまして
ありがとうございました。
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